修了生の活躍

1期生

蔦 浩一氏 『株式会社 魚津清掃公社』 (2007/02/01)

後継者・幹部候補生コースを修了されました 『株式会社 魚津清掃公社』 業務部事業開発課 営業班 班長の蔦浩一(つた・こういち)さんの会社を訪問してきました。

今回は、蔦さんがビジネスプランとして発表していたバイオディーゼル燃料(BDF)の製造プラントが完成し稼動を始めた!そんな情報を入手し早速そのお話を伺ってきました!

  蔦さん     給油中

バイオディーゼル燃料(BDF)とは…廃食用油を原料に製造。軽油の代替燃料。化石燃料のガソリン軽油等は地中にあった原油を吸い上げ地上で燃焼させるが、これに対し廃食用油は(ナタネやゴマ等)植物を原料としているので再びこれらの植物が植えられ成長すればCO2を吸収します。したがってBDFを燃焼させてCO2が排出されても植物が吸収するために地上のCO2全体量は変わらない。温暖化ガス=CO2が大気中に増える地球温暖化現象に歯止めをかけます。しかも軽油と比較し排ガス中の黒煙は1/3~1/10となり、酸性雨の原因硫黄酸化物は1/100以下に減少。とても地球に優しいリサイクル、エコロジーな燃料なのです。

パッカー車

蔦さんのビジネスプランは『天ぷら油で車が走る!?バイオディーゼル燃料化事業』でした。BDFの製造プラント完成おめでとうございます!
まずは、BDFの製造プラントについてお聞かせ下さい 平成18年12月に完成し稼動を始めました。装置を簡単に説明すると、家庭や飲食店等より回収した使用済み天ぷら油を加熱し、メタノール等と反応させメチルエステルを作ります。これをお湯で洗い不純物を取り除き純粋なメチルエステルを取り出します。これがBDF(Bio Diesel Fuel)。このBDFは軽油を使用する全てのディーゼルエンジンに使用可能です。この装置を使うと4時間で100Lの油から90LのBDF燃料ができ、1日300L程度リサイクルできます。現在はこの燃料を魚津市内の資源物を回収するパッカー車や、フォークリフト等の重機に使用しております。私達は燃料費の節約というよりも環境に優しい地球に優しいことが大切だと考えています。』 富山市にも平成18年11月に市エコタウン産業団地内に富山BDF株式会社が工場を完成させて製造に取り組んでいます。こういう活動が全国に広がってきていますね。

  蔦さん装置前   BDF製造プラント

事務局からもうひとつ質問とやま起業未来塾に通われたご感想をお聞かせ下さい 『なかなか会えないような県内外のトップの方々とお会いでき、貴重なお話が沢山聞けたことなど塾に行っていて本当良かったと思います。他の塾生の話やプランから刺激を受け、今までは自分達は「ゴミを処理する」のが専門でしたが、これからは「ゴミからの物づくり、廃棄物の資源としての地産地消」の必要性を再認識するいい機会となりました。

地球温暖化問題で驚くような記事を目にしました。
【ペンギンが寒さで凍え死ぬ】…地球環境研究者の藤原幸一氏の写真集『南極がこわれる』に幼いペンギンが無残に息絶えているのが収められている。南極にはこれまで乾燥したさらさらの雪しか降らなかったが最近は雨が降るそうです。冷たい雨は幼鳥の羽の中に染み込み濡れた羽毛が体温を奪い去る。南極に昭和基地が開設され(平成19年1月29日で)50年。平均気温が半世紀の間に2.5度上昇し1998年頃からは夏の最高気温が15度に達しているそうです。記事の最後にはペンギンを救えなければ、今度は地球が壊れると警告しています。
蔦さんの事業のようにこれからは地球レベルの視野を持ち続けなければ、と深く考えさせられました。
私たちのベクトルはつねに地球に向かっている!
 


 

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