7期生
7期生米澤さん認知症対応型デイサービス「りぼん」オープンしました (2012/01/24)
7期生の米澤兼三さん(創業新分野進出コース修了生)が
2012年1月11日に入善町に認知症対応型デイサービス「りぼん」をオープンしました。
お祝いを兼ねて取材にお伺いしました。


「りぼん」は入善町では2件目の認知症対応型デイサービスです。
この日は天候もよく、広い空間に暖かい日差しが降り注いでいました。
「りぼん」のコンセプトを米澤さんにお聞きしました。

現在、介護保険を使っている人の6~7割は認知症です。
ご近所の方や、介護保険を持っていない方にもきていただき予防してもらう。
認知症の方はいろんな人と交わることで、認知症の進行を遅らせる。というのがコンセプトです。
地域の人が交わり、交流できるようなコミュニティの施設になったらいいと考えています。
「人と人をつなぐ」そこから名前を「りぼん」にしたそうです。
認知症対応型にしたのはどうしてですか?
デイサービスの認可は県ですが、認知症対応型は一市二町(黒部市、入善町、朝日町)の保険組合の認可になります。地域密着型の施設を考えていたので。あと、当時は同様の施設が一市二町には入善町に1件しかありませんでした。
現在は朝日町にも1件できて、りぼんを含むと3件になりました。
2年ほど前、会社を退職した後、せっかくだから企業に再就職せずに、自分で何かをしようと思いました。
両親が80歳を過ぎていて、興味があったので、失業保険を受けながら施設のボランティアに行きました。
色々な施設を見ているうちに、自分の中に理想ができてきて、自分がやらないと、と思うようになりました。
施設案内
利用者さんが使うところはオールバリアフリーになっています。



入ってすぐ受付前 脱衣所 浴槽

←セラ水による空気清浄もしています。
汚れたらすぐに隣の風呂場でシャワーできるように設計しました。
2つのトイレの間に収納スペースを作っています。
設計は米澤さんがされたそうです。


スタッフは米澤さんを入れて6人です。
今日の昼食です。
ご飯をおかゆにしてみたり、とろみをつけるなど色々対応できるそうです。


利用定員数は12名です。
認知症は徘徊などの症状がありますが、「りぼん」では利用者さんが外に出たいといえば、近所を散歩することも可能な、小規模を活かした目の届く対応をしたいと考えておられます。
介護は人と人とのつながりであり、関わり方です。とは米澤さんの言葉です。
現在の所、まだオープンからそんなに経っていないので、利用者さんは残念ながらいませんでした。ただ、オープンに先駆けて行った内覧会では近所の方などたくさんの人が見に来てくれたので、これからがんばります。とおっしゃっていました。

とやま起業未来塾についてお聞きしました。
◆未来塾を知ったのは?
こういうことをしたくて助成金など資金面を調べていたら、富山県新世紀産業機構のベンチャー創業の助成金がひっかかりました。流れで新世紀のHPをみていたら「起業する人を支援する」の言葉が目に入ってきたので、まず県の担当の方に電話をして相談をしてみたら、「それだったら未来塾のコミュニティビジネスコースに応募したらいいですよ。」といわれたので、ちょうど締切の2週間前だったこともあり応募しました。
◆未来塾でよかったことは?
未来塾へは自分に無いところを勉強したくて行きました。
自分に無いところは営業ツールだったのですが、ビジネスプランを作るときに相手によってプレゼンの内容も変わる。それが営業ツールになるということが分かりました。
もうひとつは、主任講師の先生がよかったです。塾に来る人は、自分の中で考えが固まっているから間違いに気づけないのですが、先生はダメはダメとはっきりいってくれるからわかりやすかったです。最初の2ヶ月間は先生からずっと「デイサービスはビジネスにならないからやめなさい」と言われていたのですが、もう踏み出していたので止めませんでした。もし、踏み出す前に未来塾に来ていたらまた違っていたと思います。
米澤さんはコミュニティビジネスコースで応募されたのですが、創業新分野進出コースでの入塾になりました。結果的には先生に会えたのでよかったといっておられました。
◆りぼんの目的に「家族の介護の負担を軽減するために作った」とありましたが、りぼんは土日がお休みですよね?それではあまり負担軽減にならないのでは?
今後の利用者次第では時間延長や土曜日もやることは考えていますが、日曜日は譲れません。
これはせめて日曜日ぐらいは家族が一緒にいてあげてほしいという意味です。りぼんは家族のようなサービスはできても家族ではないので。
◆今後の予定は?
まずはご近所さんを集めることです。
内見会にはたくさん来てくださったのですが、今のところ動きはやや鈍いようです。
入善町近くに住んでいて、仕事をしているので、じいちゃんばあちゃんのことが心配という方はぜひ「りぼん」へ。
「りぼん」のHPや米澤さんのフェイスブックで情報を発信していますので、どうぞご覧になってみてください。

「皆が安心して安らげる施設」になるように、米澤さんと共に成長していく「りぼん」です。
米澤さん、スタッフの皆様ありがとうございました。







