とやま起業未来塾は、石井知事が就任時に掲げられた世界に羽ばたく「元気とやま」創造のための重点施策(マニフェスト)の中で、”新分野の起業を目指す若者、女性などを支援する“とやま起業未来塾”(仮称)を創設”と発表されたことに由来する。
石井知事としては、平成20年度までに平均3千件の新規開業達成という大目標がある。
とやま起業未来塾は1~2年目ともに30名余りの塾生しかいない。様々な活動を通して”3千件”をクリアーしなければならない。今年6月に発刊された「事業所統計平成16年度版」では平成13年からの約3年間で新規創業数5,486件と出ており、年平均約2千件である。
ところで、21世紀にはいり企業の責任も大きく変わってしまったと言われている。
いわゆる社会貢献も含めた社会的責任を果たさなければ企業の存在はありえず発展もないとの考えで、横文字でいえばCSR(Corporate Social Responsibility:詳しくは、ココを参照)である。
企業は社会から良い企業と認められなければ存在価値はなく、近年政治問題にもなる”志”のない企業の邪道行動が社会から排斥されていることが端的な例だと思う。
”志”とは私見(辞書をくったわけではないという意味)だが「サムライのココロ」と書き、即ち武士道にも通じる日本人のビジネスの原点が失われつつあると最近ラジオで聞いた。
話が横道にそれたが、CSR的行動のとれない企業は発展しない。我が一柳塾頭は”トライアル発注(買うて試して評価して)を全国に広め、県レベルはもちろん国レベル、市区町村レベルでも浸透させようとしている。トライアル発注もCSR的活動である。経済界への貢献も社会貢献である。
戦後や高度成長期には起業は容易であったがバブル崩壊を機に容易ではなくなっている。大人が幼児を育てるのは当然である。
このトライアル発注を、民間企業まで広めて既存企業と新生創業者が活発に交流していって、はじめて「元気とやま」創造につながり、新規開業3千件が達成されるのではないだろうか。


