去る10月7日、高志会館において、平成18年度とやま起業未来塾の中間発表会が盛大に開催されました。
石井名誉会長・富山県知事、中尾哲雄塾長・富山経済同友会代表幹事、一柳良雄塾頭・日本ベンチャー学会理事、田中一郎顧問・富山県中小企業団体中央会会長、飴師範・コーセル会長、稲垣晴彦応援団・北陸コカ・コーラボトリング社長、塩井保彦応援団・広貫堂社長、梅田ひろ美応援団・ユニゾーン社長、白倉三喜応援団・富山日産自動車社長、若林啓介応援団・若林商店社長の方々が参加され塾生の発表に対する、超一流の示唆に富んだコメントをいただきました。 お忙しいなか出席いただきありがとうございました。
○経営者講演
発表会に先立ち田中一郎顧問の基調講演ともいうべき講演があり、『二代目経営者として創業者精神に学ぶこと』と題して、田中精密工業の自動車部品製造が時代とともに進化・深化し”生産技術力”、”原価削減”、”品質改善”、”新しいアイデア、デザインの追及”をキーワードにお客様のニーズに応えてきたこと、また、創業者(田中社長のご尊父)語録から社訓「仕事の鬼となれ」にちなんだビジネスマンの基本精神を説かれました。特に仕事の鬼となれ五訓の最初に出てくる”仕事の鬼とは自分を愛し、国家を愛し、地域社会に貢献し、自分の人生を開拓することである”という言葉は印象的でした。

ちなみに田中顧問はとやま起業未来塾行事にほとんど出席され、一柳塾頭が提唱し、当塾も推進しています「トライアル発注」を実践され、今後も塾修了生(学ぶ士の会:学士会)の商品サービスを利用していただくことを発表しておられます。 なお、「トライアル発注」は中小・ベンチャー企業の商品・サービスを”買うて、試して、評価する”ことで、社会貢献・CSRとして中小・ベンチャー企業を育て経済を活性化する制度です。
○プラン発表会
塾生全員が、3分間という限られた時間内でビジネスプランのプレゼンにチャレンジ!


発表に対するコメントは、コース毎に支援者から塾生各人に対して行われました
<コメント>
一柳塾頭 ・3分発表というエレベータピッチを訓練すること
・具体性や事業展開での説得力
・市場調査やアフターフォローを考慮すること
・差別化(何が提案すべき内容で他とどう違うのか)が弱い
稲垣応援団 ・競争相手に勝てる魅力がない
・現実ビジネスへのステップが見えない
・対価を得るだけのメリットが示されていない
塩井応援団 ・競争相手に勝てる魅力が見えない
・販売への取組姿勢がわからず、差別化も見えない
・他との連携、コラボレーションが必要
梅田応援団 ・ハードよりもソフトが重要でノウハウあるか
・運営する核となる人がいてプロとしての充分なサービス提供することで成功する
田中顧問 ・強みを生かして事業展開し、後継者を育成することも忘れず
・梅田応援団のような、その道の実践者に相談すること
・小さくてもできることから取り組みファンを広げ優位性を高めていくこと
飴師範 ・事業は収入を考えて展開すること(先ず20万円の収入)
・お客様にどんな満足を与えるのかに留意すること
・自分の商品に惚れすぎるとお客様の声が聞こえなくなる
・発表する内容はワクワクドキドキするものが欲しい
白倉応援団 ・現状分析、ニーズを把握すること
・個人レベルの横の繋がりや斜めの繋がりを重視すること
・モラル向上は組織に訴え、ステッカーも手段となる
・必要とされるニーズは追求する
若林応援団 ・情報発信プロモーションが重要
・需要があるのか、ミスマッチになっていないか留意する
・市場調査が充分か
・対象者が喜んで参加する事業か
・若林応援団自らの経験例でコメント
石井名誉会長は「本当に継続できる事業か真剣に考え、足元を見つめ、磨きをかけて修了式を迎えて欲しい」とコメント。また、中尾塾長は「よく試行錯誤して、社会に役立つものを出さなければならない。田中顧問のお父さんも飴師範も少人数で事業を始めた。皆さんも希望を持って始めていただきたい。また、3分で自分の思いを伝えることは重要でトレーニングを積むことは将来必ず役に立つ」と総評で話されました。

右から、梅田ひろ美応援団(ユニゾーン社長)、塩井保彦応援団(広貫堂社長)、飴久晴師範(コーセル会長)、田中一郎顧問(富山県中小企業団体中央会会長)、石井隆一名誉会長(富山県知事)、中尾哲雄塾長(富山経済同友会代表幹事)、一柳良雄塾頭(日本ベンチャー学会理事)、稲垣晴彦応援団(コカ・コーラボトリング社長)白倉三喜応援団(富山日産自動車社長)、若林啓介(若林商店社長)
○交流会
名誉会長、塾長、塾頭、顧問、師範、応援団の他、学志の会(1期生)も出席して発表されたばかりのビジネスプランの話題で和気あいあいとした、楽しい意見交換の交流が催されました。




ご出席いただきました経済界の皆様、あらためて御礼申し上げます。


