2~3年に1回程度全国一斉に事業所統計調査が行われている。最近では平成8年、11年、13年、16年、18年と実施されている。直近の昨年10月1日実施の速報は今年の末ぐらいに出ると聞いたような記憶がある。詳細がオープンにされているものの最新は、平成16年6月1日実施のものである。平成13年は10月1日に実施していて、平成13-16年の期間の動向は32ヶ月で計算することになる。
富山県における、その平成13-16年での調査では、創業率について産業(中分類)別で見ると情報通信が7.1%、飲食・宿泊と教育・学習支援が5.6%と高く、製造は1.7%と低いし、複合サービスも2.0%と低い 。産業小分類自体がよくわからない。ニッチ(隙間)産業はどう分類できるのか。写真をインターネットで受注し加工・製本して納品する場合は小分類として”写真現像・焼付け業”、”製本業・印刷物加工業”、”インターネット付随サービス”はたまたそれ以外?業種と業態のいずれが基準?また、”林業”創業率は7.5%でトップであるが全体で10件が12件と2件増加しただけである。鉱業、漁業も全体が一桁であり分析しにくい。生産者が加工して販売するいわゆる六次産業の分類は?等々
さりとて、ベストな分類はと聞かれても困る。営々と継続して行われてきた調査はそれ自体意義のあるものかもしれないが、現在と今後の動向を見て支援する場合は新たな尺度が必要ではなかろうか。過去を評論しても仕方ない。将来を開拓したい。
ついでに敢えて言うが創業率と廃業率が産業の活性化を示しているとはいえない。数字だけで議論するのは一面的だと思うが。活性化と不安定とは違う。


