とやま起業未来塾: 石井名誉会長の講話がありました!

Home> お知らせ>石井名誉会長の講話がありました!

石井名誉会長の講話がありました!

7月7日(土)に、富山起業未来塾の石井名誉会長による講話があり、富山県の政策全般について、わかりやすく説明されました。
tiji1.jpg
<以下、要約抜粋> 富山県人は、昔の富山県人に比べてややチャレンジ精神がなくなってきた感がある。これだけの変化の時代、守りのみにはいるとジリ貧になるので、富山県では、チャレンジを応援したい。 富山県の人口は1995年頃をピークに減ってきており、更に高齢者の割合が高くなる。その中で出生率が高くなるようにすることも大事だが、いかに活力ある社会にしていくか。また、富山県の良い所をもっと色々な方に理解してもらい。そして、若い人に富山県に残ってもらいたい。 世界の人口をみると、どんどん増えており、環境、食料問題に繋がっている。特に、東アジアの高成長が目立つが、これをいかに富山県の活力に活かしていくが問題。
tiji2.jpg
 富山県は持家率や生活保護の少なさ、道路整備率、進学率、女性の就業率等が全国トップクラスで非常に素晴らしい県だと思うが、首都圏からみると印象が薄く、これが、地域活性化にマイナスになっている。活力ある富山を作るには、若者がいきいきと暮せる環境整備が必要。 17年度は財源不足が著しく、自らの身を削るべく、まず職員の給料や数を減らし、様々な節約により、現在、なんとか赤字額が減少してきた。 県の収入は平成12年から平成17年では約1000億減っている。民間だと売上が減ると生産量を減らせるが、行政はそんなわけにはいかないところが辛い。北陸新幹線の整備が進んでおり、財政負担も大きいが、他の地域の開業による経済効果をみると期待できる。東海北陸自動車道も来年3月につながり、中京圏ほか大都市圏との繋がりも今以上に強くなる。伏木富山港はコンテナ取扱量がここ10年で3倍以上になっており全国平均を大きく上回っている。物流費は、名古屋港、神戸港に比べて伏木富山港の方がコスト削減になるので、企業にPRしている。物流が盲点になっている企業がまだまだある。富山空港、伏木富山港を環日本海の拠点にしていきたい。新産業の創出では、IT、バイオ、深層水に力を入れている。電子商取引導入率と深層水の特許出願件数が全国3位である他、ロボット技術も優れている。トヨタ自動車の生産ロボットの半分は不二越製であり、癒しロボットのパロなど、富山は進んでいる。また、全国で活躍するロボットの研究者のなかにも富山関連の方が多い。 産学官連携による新技術・新商品の開発も活発であり、その一例として、県内14社と支援機関で運営・活動している「若い研究者を育てる会」が20年間、活動を続けているのは素晴らしい。新分野進出・創業に対する支援も、高校生の頃から起業家精神を育んでもらう事業から「とやま起業未来塾」を含めて数多くある。トライアル発注制度やとやまベンチャーマッチングフェアも毎年、開催しているほか、創業・ベンチャー挑戦応援事業や、今年度から始まる「中小企業地域資源活用プログラム」などの助成金もあるので、塾生もチャレンジ精神を持ってぜひ活用してほしい。とやま起業未来塾の塾生としては、チャレンジ精神ややる気のない者はすぐに去ってほしい。中心市街地の活性化問題では、中心市街地の衰退の問題について懇談会を作ったり県民アンケートをしたりして、今一度、どのような方向が良いか探っている。富山県は県民所得は石川、福井より多いのに、消費は金沢へ行く傾向がデータにもでているので、県民の皆さんもできる限り県内で消費してほしい。富山型「地域ブランド」戦略として、富山ならではの商品等の全国ブランド化を進めており、越中料理のブランド化もその一つ。 最近、ショックを受けたのが、青少年の意識調査。米国、中国、韓国に比べて、チャレンジ精神が欠けているのが一目でわかる。これは、今の社会が原因であり、一生懸命やっても報われないという現実がどこかにあるからであり、これを変えていかなければならない。 中高生の社会体験と人材の育成面では、14歳の挑戦やインターンシップは全国的にも進んでいる。富山県としては、首都圏の大学に出向いて、富山県の素晴らしさをアピールし、Uターンを促進している。高校生アンケートでは約55%が、一旦でても富山で住みたいと思っており、富山への定住志向が高まっている。 芸術文化面では、富山はやや弱いイメージがあるのでもっとアピールしていきたい。富山は東京に比べると働く人の能力・意識は負けていないのに収入格差が大きすぎる。多くのオンリーワン企業や世界に誇る優れた技術が富山には多く、日本海側では実質1位の工業集積。もっと富山の良さをアピールし、多くの方に理解してほしい。  とやま起業未来塾 塾生には特に4つの面について期待しているのでがんばってほしい。  ○夢・情熱・志ーチャレンジ精神・個性の発揮  ○生き方ー求める強い気持ちが必要ー人間の能力は開発が可能  ○県民のロールモデルにー県民に勇気、元気を与える  ○後に続く塾生の「誇りとなり、憧れとなり、目標となる」

Copyright © 2006 Toyama New Industry Organization. All Rights Reserved.