創業支援コースベンチャーグループを修了されました 『株式会社 KOフードテック』 代表取締役 大塚耕太郎(おおつか・こうたろう)さんにお話を伺ってきました。
大塚さんは、神戸大学農学部修士課程卒業後、日新製糖(株)に勤務し“新規オリゴ糖の開発と機能評価に関する研究”を行い商品化され、平成2年神戸大学から農学博士の学位を授与。その後、化学品関係の専門商社にて微生物を利用した医薬中間体、食品新素材の開発に従事し、テーマ探策から工業生産までの一連の商品開発を実施。平成10年度「NEDO地域コンソーシアム、バイオディーゼル燃料の開発」に参加。本テーマで、日本生物工学会「論文賞」受賞。平成13年、Uターンし、ヤマサン食品工業(株)に勤務。富山県食品研究所と共同で、海洋深層水を利用した食品加工技術を開発し商品化。
平成18年5月、これまでのノウハウを活かし、食品関連技術コンサルタント業 『株式会社KOフードテック』を設立されました。
ビジネスプランは、富山県における安全で効率的な食料生産のシステムの開発(農業から食品加工まで)と食品関連の研究開発アウトソーシング会社としての発展です。
未来塾に応募された動機は? 『会社を設立しようとしていた時期に、テレビで未来塾1期生の修了式を見ました。 ⇒1期生の長棟さん は高校時代からの友人でしたので、相談したところ「とても勉強になる塾だ」と勧められ応募しました。』
未来塾を修了されてよかった点は? 『ベンチャー企業を立ち上げられた方の経験談、県内経済人の方の話、実務の講座など、勉強になりましたね。』『情報交換やお互いのビジネスをアドバイスをする会 “とやまアントレクラブ” を塾仲間でつくりました!定期的に集まってますよ。いろいろな方と交流ができて人脈が広がったことがとてもよかったと思います。』
現在のご活躍は? 『何社かの食品関連技術コンサルティングを請け負ってます。最近では、海洋深層水の特性を科学的に利用して開発した「レトルト里芋」を商品化しました。海洋深層水を使って加工すると、高温で殺菌しても里芋の軟化が防げるわけです。県内外にもよく売れてますよ。8月に、「深層水フォーラムinとやま」で成果の紹介を行う予定です⇒詳しくはコチラ』
今後の展開は? 『県の研究機関、大学、県内の水産加工企業と協力し、「海洋深層水による富山県産コンブ栽培技術の開発と加工食品への活用」のプロジェクトを進めています。富山県はコンブ加工食品の生産と消費量は多いが、原料は、ほとんどが北海道産です。コンブは水温が高いと育たないのです。そこで、海洋深層水の低温特性を活用して富山県産コンブを生産しようというものです。養殖あわびの餌にするコンブは既に栽培されいますが、加工食品用の質が良く栄養価値の高い美味しいコンブの開発には至ってません。新たな「富山名産」商品をつくっていきたいですね!』 『このテーマで県と新世紀産業機構が行っている 平成19年度“新商品・新事業創出公募事業”の深層水部分野で研究課題が採択されました。この産学官研究グループに対する研究助成は、開発への弾みがつき励みになりますね。実現するために頑張りますよ!』
●食品製造・加工技術に関する調査・研究の受託
●食品の商品開発に関する業務の受託
●食品製造・加工に関する総合的技術コンサルティング
●食品製造・加工に関する品質保証のコンサルティング
●食品の表示、安全管理に関するコンサルティング


