サッポロビールは19日、主力ビール「黒ラベル」の350ミリリットル缶の製造から流通、廃棄までに排出される二酸化炭素(CO2)の量を09年から商品に表示すると発表した。
ビール本体だけを対象にしたものではなく、アルミ缶製造や物流に関わるCO2も含まれているらしい。非常によいことである。
さて、ヨーロッパでは3Rのほかにリペア(Repair)を温暖化防止の4つ目の柱にしているらしい。家でも百年以上前に建てられたものをペンキを塗り替えたり改装したりして大事に使っている。車もそうである。日本の基準では廃車にするようなものが平気で走っている。日本では、まだ物を大切に使いきる風潮が弱い。衣食住でも車でもすぐに買い換える。
話を元に戻すが、早くすべての商品に二酸化炭素排出量を表示してもらいたいものである。そして修理して使った場合の二酸化炭素排出量と比較したらどうなるか。当然修理して使ったほうが少ないにきまっている。
造ることに要したエネルギーは相当なものと思われるからである。今、省エネ型製品としてたくさんの商品が出ているが、その商品そのものを造ることに使われたエネルギーを二酸化炭素換算したものが表に出てこない。片手落ちである。
リペア(Repair)のほうが、スーパーマーケットでの買い物袋を使わないことに代表されるRefuse運動より効果が大であることは明白である。日本もヨーロッパのように直すことで物を大切にする文化を築きたいものである。経済効率を追求すると温暖化は防げない。


