事務局ひとりごと

感性価値創造デザインシンポジウムを聞いて(2008/08/06)

昨日(8月5日)、富山第一ホテルで「感性価値創造デザインシンポジウム」があった。

ソニーの元デザイナーなどとして全国的に著名な大矢寿雄氏・富山県総合デザインセンター所長の講演などがあった。

聞いていて”デザインも人間と同じだな”と感じた。

私はデザインのことはまったく素人であるが、デザイン(外見)にはどうしても内面が映し出されるように思える。いくら立派な身なりをしていても、発する言葉が軽率であったり、人に感銘・感動を与えるものがなければ”ウワベだけの人間”になってしまう。何となく顔に表れる。要は中味を磨かなければ意味がないということである。

個人的な事で恐縮するが、私が趣味の世界で入手にした船外機は40年ほど前(1969年発売開始)のものでヤマハの船外機メーカーとしての創世記のものである。古いものであるがデザインではまったく無駄がなく機能的で今でも現役で稼動している。ちなみにヤマハはこの船外機発売と同時期に「トヨタ2000GT」を造っている。(トヨタと冠されていますがヤマハが造ったものです) 
私感だがこのふたつには無駄がない共通したデザインがあるように思う。すっきりしている。

錆びない金属材料開発など、良い製品を作るという一貫した企業努力で、今や世界シェアの40%を維持し、お客さま満足度もナンバーワンと言われるヤマハは楽器、オートバイだけでなく船外機の世界でも美しさ・輝きを放っている。機械とはいえ人間と同じように内からにじみ出るもの(性能)の良さがあってこそよいデザインといえる。

外見を気にしないで先ずは中味を磨きたいものだ。機能や性能をつきつめていくと良いデザインになるに違いない。