23年度講演
修了生講義がありました。
今回の修了生講義は、㈱リハ、システムウェイ代表取締役の金岡さち子さんです。㈱リハ、システムウェイは訪問看護ステーションを理学療法士が法人化した県内唯一の会社です。
講義は「37歳、女社長の小さな足跡」と題してお話していただきました。

「今日は、お話の前に金岡さち子の紹介と会社の紹介をさせていただき、私の思いを知っていただけたら良いと思います。やはり思いがなければ経営は出来ないのではないかと思います。」とプロモーションビデオとパワーポイントを使いながら説明されました。
「㈱リハ、システムウェイは地域施設支援事業・訪問看護事業・医療機器の販売と3本柱からなっています。
会社は、私も含め理学療法士や看護士などのスタッフが10人います。専門分野は違いますが、お互いに寄り添い支えあいながら運営しています。

ここまで来るまでに3つの失敗をしています。
1つめの失敗は法人化をするときです。当時、私は個人で事業をしていたので常にフル稼働していました。その時に自分の出来ることの限界を感じ人を雇いたいと思いました。そこで会社を立ち上げようと思い、行政書士の方にお願いして手続きの一切をお任せしました。お願いしてから登記まで一ヶ月しか掛からず、自分の準備が出来ていないのに自分の思いだけで法人化してしまいました。そのことが後々の失敗にも繫がってしまいました。
また手続きは自分でも出来ることが後からになり分かりました。(行政書士にお願いすると費用も掛かります。)」

2つめは、法人化して従業員を雇用した時、収入と支出のバランスを考えずに雇用し、採算が取れなかったことです。
3つめは、就業規則を自分の思いだけで作ってしまったことです。当時は、現場と経営とを掛け持ちしていたので時間に余裕がなく、従業員とのコミュニケーションを図ることをせずに就業規則を作り施行しました。その結果、経営者とスタッフの間に問題が生じてしまいました。
経営者は、スタッフの思っていることを知り、またそのスタッフに歩み寄ることでコミュニケーションをはかることがとても大事なことだと思いました。

最後に私の根底にある言葉を紹介します。これはとやま起業未来塾の一柳塾頭からいただいた言葉です。
『三方よし』・『四方よし』、『巡り合わせをチャンスにするかどうかは自分次第』、『出来る人ほど謙虚です』
そして戒めとしている言葉は、塾頭代理で県外講師でもいらっしゃいます呉先生からの言葉です。
『真実は何か?』
社長は孤独です。全部自分で決めなければなりません。もちろん責任も自分で取らなければなりません。そのときに真実は何かと言うことを問い真実を見極めることが大切です。真実を知ることにより、効率の良い仕事が出来るようにもなることを教えていただきました。
だから今、真実は何かということを常に考えながら仕事をしています。」
と、いつもながらに熱くお話をしていただきました。
お忙しい中、塾生にお話をしていただきましてありがとうございました。しかも、あえてご自分の失敗を題材にお話いただけたことは、塾生にとっても参考になったのではないかと思います。






